日本の子供の遊び

以前「ぽこぺん」について、それいけ氏から
BAR MEGADETHに投稿頂いた。
まぁ、鬼ごっこの派生な訳ですよ、
缶蹴りにしても、高鬼にしても。
さて。
ここで疑問。
北海道には同和問題が無い。
無いんです。
ある?
学校の社会科で「士農工商」は習いました。
ただ、それが、今でも残る差別だとは教えられませんでした。
アイヌ民族の問題は、教えられても。
で、九州に来て初めて知ったのです。
恥ずかしい事とは思わないけれど。
何故、子供の遊びというタイトルで、
こんな話題になるのかと思うでしょう。
実は、俺が、まだ札幌で毛も生えていない頃。
ごっこの時は、鬼が、人を捕まえる時に言う言葉にあります。
「誰々ちゃん捕まえた」とか
「タッチ」とか。
まぁ、かくれんぼなら「みっけ」でしょう。
しかし、俺が遊んでた時の、鬼が捕まえた時の掛け声は、こうでした。

「えった、捕まえたぁ!」

当時、その「えった」に意味を考えた事はありませんでした。
ごっこ、もしくは、かくれんぼで
オニ以外が「オニ場」と称する場所にタッチして
オニから逃れたという掛け声も「えった」でした。

そして、博多に住み着いて数年も前から
ふとした事から、この言葉に疑問を抱いたのです。
同和問題という事を知ったが為に。


ただ、それだけなんです。
以前の日記に書いたか、どうかは忘れてしまいました。
士農工商エタ非人」
その「えた」に由来するとなれば、
なんて恐ろしい事だと思いました。
そして、そんな事実も知らないまま育ってきました。
でも、知らないなら、知らなくて良いとさえ思っています。
北海道は、それで良いと思います。
根拠は無いけど、今更、わざわざ同和問題知らなくていい。
知れば、逆に、そんな目で人を見る。
朝鮮人や、韓国人を馬鹿にしていた時代は、北海道にもあります。
中国人も同じく。
ただ、それは日本語が、きちんと話せなくて
「変なやつ」という意味で馬鹿にされていたんだと思うのです。
最初、人を馬鹿にするのなんて、そんな事が切っ掛けでしょう。
同じ日本人でも、馬鹿にされる人は、まず喋り方とか
そんな所からですよね?
差別って、難しい問題なんだけど、
うちの坊やは、差別しまくる地域で育ってたらしく
養護教室の存在意義すらも知らない人でした。
ただ、知らなかっただけ。
でも、知ろうとする気持は大切だけど。
元々ある差別感は、消すのが難しい事。
そんな中で生きているという自覚。
ふと、思っただけです。
環境って、怖いなと思いました。

そんだけ。
何となく、ぶちまけてみた。