関東三日目&最終日

何時だろう・・・
リラックスルームと称する雑魚寝部屋は、まだ暗い。
遮光カーテンで外の様子は解らない。
猛烈に喉が渇いていたのでロッカーへ財布と、たばこと、携帯を取りに。

自販機でジュースを購入し、ゴクゴク飲みつつ
タバコに火を点け、携帯の画面を見る。

あれ?
不在着信・・・。
れーこからと、見覚えの無いPHSの番号。
(´−`) んー?
取り敢えず、かけ直してみる。
「もしもし」と出た声は男性。
あ、あれ?
昨日、サウナの入り口でナンパしたのかされたのか解らない人は
外国人だ。
「??」
「今日、泊まりに来る予定だった家の者ですが・・・」

あぁ。
と、相手が解ったものの、頭がボヤけている。
要するに・・・
病院へ連れて行った事
インフルエンザと判明した事
本人は凄く楽しみにしていたが相手出来ないとの事。
で、今、寝込んでいるとの事。

うーん。
泊まれないのは非常に残念だが
そんな事より彼女の容態が心配。
何だか良く解らない返事をして電話を切ってしまう。
取り敢えず、様子見て、あとで電話しよう。
土産だけ渡して、最悪の場合は、お粥とか、そんなのを・・・。
てか、彼氏、今から仕事で夜中迄帰ってこないし・・・。
一人で大丈夫なのか??
色々考えを巡らせては途方に暮れた。
取り敢えず、風呂だ。

微量に残った昨夜の酒を抜くが為に風呂に浸かる。
また血液が沸騰して、酔いの戻り。
いかん。
こんなんじゃいかん。
そろそろ、チェックアウトの時間だし
グズグズしてる場合では無い。
身支度して、取り敢えず出た。


外は大雨。
西武新宿駅の入り口で、雨宿りしながら電話。
寝込んでて出ない。
これは、ハナから、行くのを遠慮しておくべきだったか・・・。
さくらいに電話。
偶然、今日迄休みだった。
最悪の場合、世話になるかも知れないと伝え
取り敢えず、夕方迄、彼女の様子を見ようと
ネットカフェに潜り込む。


少し、横になれる個室だったのでラッキー。
しかも、雨で濡れてるわ、暑いわで、着替えるのに最適。
メッセをつけて、色々な人と相談。
考えてもキリが無いのと、電波の届かない場所なので
諦めに近い思いで、携帯を充電。


そろそろ退出時刻なので、出る用意。
取り敢えず、れーこの家には明日の昼間にと考え
さくらいの家に世話になる事にした。

また、新宿から横浜へ移動。
移動している間に雨足が強まった。
さくらいが駅まで迎えに来てくれたが、土砂降り・・・。
メシ行きますかって事で、土曜の夜の宴会場の近くの
「ホルモン道場」なる店へ。
食券方式の、オヤジ御用達の店。
ホルモンは、美味かった。
ふむ。
雰囲気も嫌いじゃない。
流石に、今日は飲酒は避けた。
色々と共通のミュージシャンの話とか
食べ物にも色々精通している方で、色々聞けて楽しかった。
程好く食べ終え、さくらい邸へタクシーで向かう。
明日の日程とか、何とか色々話。
最悪、連絡が取れない場合は、土産は、ここに置き去り。
さくらいのPCを占拠しながら、携帯で、ざびにメール。
予定が大幅に狂った事情などを話す。
そうこうしてたら、ヤツのメッセが立ち上がる。
組長話で盛り上がる。
暫くして、ヤツは信onに行ったが。


明日の打ち合わせを軽くして、良い時間なので寝る事に。
って、あんた!
ベッドルーム前の本棚に「イニD」が!!
うわー・・・。
やべーよ・・・。
とか、言いながら結局朝まで読んでしまう。
26巻が抜けていたので苛々。
さくらいが起きて、残りの巻も貸してもらい、読みふける。
流石に一睡もしないのはマズイし、
少し仮眠する事に。
それと同時に、どうにも連絡は取れないので、今回は諦めて帰る事にした。
本人、それどころじゃ無いだろうしなぁ。


目が覚めて、風呂を借り、イソイソと帰る支度。
まぁ、五時に出れば余裕だろうと、さくらいが言うので
五時前に家を出た(爆)
タクシーからYCAT迄行き、そっからバスで空港。
案外すぐだったので、びっくり。
それからが、また戦い。
崎陽軒のシウマイを捜し求め、空港の隅々まで歩き回る。
しかし、見つからず。
諦めて、ゲートを通り抜け、それでも売店を探し回る。

あった!!

良かった・・・。
しかし、ここまで辿り着くのに、余計な物を買い過ぎた。
ぃゃぃゃ、まいった。


飛行機に無事乗り、今回はドリンクサービス迄、頑張って
しっかりコンソメスープゲット。
ほんの少し、居眠りしている間に、福岡空港に到着した。
さて、ざびの介は待ちくたびれてるかなぁ。
最初は、迎えになんか来ないって言ってたのにネ。
てか、久し振りに一人で、伸び伸びして、
「ちっ、もう帰ってくんのかよっ」って感じなんだろな本心は。


遅い晩飯を食べに、家の近所の「いろり」へ行く。
結果、三時迄呑んで、二人とも撃沈。
呑み過ぎだ・・・。


無事、旅を終える事が出来ました。
この度、会った方々、本当に、御疲れ様でした&御世話になりました。
今回、会う事が出来なかった方達は
また何れ、いつか逢いましょう。